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元看護師が事務員に転職したら快適すぎた話

田辺 B子(20代・看護師)


初めまして。こんにちわ。
元看護師のB子と申します。

私は新卒で救命救急に配属され、1年で挫折。
看護師として転職したのですが、なぜか脳神経外科病棟に配属され、半年で挫折。

もう看護はこりごり…、と看護師を辞めることを決意。
2ヵ月の無職期間を過ごし、事務員として転職。

看護師を辞めて、カルチャーショックを受けたことを書いてみます。


看護師を辞めて驚いたこと


休憩は本当に休んでもいい
いつでもトイレに行ける
有給が本当にある
土日は本当に休める
正月に実家に帰省できる(ばあちゃんが泣いてくれた)
ゴールデンウィークという長期休みもあるらしい
勤務中に座ってもいい
足元に暖房がある
ブラケットを使ってもいい
パワハラがない
理不尽に怒られない
舌打ちされない
お昼休みにテレビが見られる
仕事中にお菓子が食べられる
本当に定時で帰れる
勉強会がない
委員会もない
必要な勉強は仕事中にできる
ミスで人が死なない
ミスしてもレポートを書かなくてもいい
プレッシャーが劇的にゆるい
パソコン作業に向いていた(個人的に)
社内外の出会いが多い
ご飯が本当においしく感じられる
規則正しい生活ができる
慢性的な体のだるさがなくなった

下の世話が無くなったのが地味に良い
頑張れば給料に反映される
頑張らなくても生活できるくらいにはもらえる

意外と「元看護師」が多い(今の職場に1名いる、取引先でも何人か)



雑感

とにかく文化が違いすぎた。

事務員になりたての頃「トイレ行ってもいいですか?」って聞いたら、「そんなの断らなくていいからw」とみんなに笑われた。
休憩1時間だけど、何をやっていいかわからず、20分ほどで切り上げて仕事していたら、「ちゃんと休め」と叱られた。
定時になってみんなが帰りだしたけど私が残っていたら、「なんで帰らないの?」と声をかけられ「部長が残っているので」と答えたら、「いつの時代だよwww」と大爆笑された。

転職して3ヵ月経つけど、いまだに慣れない…。
余りの待遇の良さに騙されているんじゃないかといまだに疑っている。

看護師を辞めたデメリットはいくつかある。

まず仕事を探すのが大変。
資格の強さを身を持って体験した。
私は本当に運良く、正社員でしかも事務員という仕事を見つけられた(令和の奇跡)

給料も減った。
今は手取りで17万円くらい。
ボーナスは年間で基本給の2ヶ月分。
年収で300万円ギリギリいくかどうかくらい。
生活レベルは落ちた(安い1Kに引っ越した)

お見合いの話が面倒。
会社の専務(おじいちゃん)が仲人好きというか、そうした話を持ってくる。
断り切れなくて、1度行ったけどこりごり。
ああいう場に向いてないのがよくわかった。
でも専務はノリノリでまた別の話をもってくる(専務は良い人すぎて、世話好きな感じ)
個人的には恋愛結婚したいし、社内に気になる人もいる。
というのを専務に伝えたら「なに!俺に任せておけ!」と突っ走りそうになっているのを全力で止めている。

今の職場は良くも悪くも昭和の会社。
アットホームで居心地は抜群。
でも斜頸産業でもあり、業績があまりよくないらしく、潰れないことを毎日祈っている。


まとめ

外から見ると、病院がいかに異様な世界かわかった。
あのまま看護師として働いていたら、たぶん廃人になっていたと思う。
早めに見切りを付けられてよかったと感じている。

同じように悩んでいる看護師は多いと思う。
特に新卒や若い子達。

一度、看護から離れてみるのもアリだと思う。

体には気を付けてください。
無理をせず、ほとほどに。

これが看護師になって私が学んだことです。